レタスの仲間は色々ありますが、一般的なのは、玉レタス(クリスプヘッド型)です。
玉レタスは、サラダだけでなく、スープなどにも利用できる野菜です。
栽培時の適正温度は、18度~23度で、冷涼な気候で元気に育ちます。
しかし、暑さには弱く、28度程になると、正常な結球はなかなか期待できなくなります。
高温長日下で種まきすると、トウ立ちしやすいので、夏まきは特に、蒔きどきに注意が必要です。
「とう」とは花をつける花茎のことを言い、 この「とう」が伸びてくることを、トウ立ちと言います。
トウ立ちすると、「葉っぱが硬くなる」「花に養分を取られてしまう」ことになり、育った野菜は美味しくなくなり、硬くて食べられないこともあります。
小さいうちは寒さによく耐えますが、結球期に入ると、冷害を受けやすので、作型選びが重要となります。
一般的なのは、夏まき冬どり栽培ですが、高温下での育苗になりますので、芽だしと、発芽後の管理を入念にし、幼育期には、育苗箱を木陰の風通しの良いところに置くのがポイントです。
収穫時期は、11月~12月頃です。
- 関連記事
-
タグ/
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)